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炭香NEWS~焼き台・火力・排煙設備~

皆さんこんにちは

焼肉居酒屋炭香の更新担当の中西です。

 

~焼き台・火力・排煙設備~

 

 

焼肉は、お客様がテーブルの焼き台で肉を焼く料理です。そのため、焼き台の性能や火力の状態は、料理のおいしさと店舗の快適性を大きく左右します。

火力が弱すぎると、肉の表面を香ばしく焼く前に水分が流れ出し、蒸したような仕上がりになる場合があります。

反対に火力が強すぎると、表面だけが焦げ、中心へ火が入らないことがあります。

さらに、脂やタレが焼き台へ落ちると煙や炎が発生します。排煙設備が十分でなければ、店内に煙やにおいが広がり、お客様の服や髪へ強く付着します💨

今回は、焼肉屋業における焼き台、火力、網、排煙設備の技術についてご紹介します。

焼き台の方式を理解する

焼肉屋の焼き台には、ガス、炭火、電気などの方式があります。

ガス式は、火力を調整しやすく、安定した状態を保ちやすいことが特徴です。

点火や消火も比較的簡単で、各テーブルの火力を管理しやすい方式です。

炭火は、遠赤外線によって肉の表面を香ばしく焼きやすく、炭の香りを魅力として伝えられます🔥

一方で、炭の状態によって火力が変化し、着火や追加、灰の処理などに技術が必要です。

電気式は、火を使わない安全性や設備条件の面で選ばれることがあります。

ただし、機種によって加熱方法や焼き上がりが異なります。

店舗のコンセプト、客席数、換気設備、スタッフ体制などに合った方式を選びます。

強火と弱火の場所をつくる

焼き台全体が同じ火力である必要はありません。

中央を強火にし、周囲をやや弱くすることで、肉を焼く場所と保温する場所を使い分けられます。

表面を中央で焼き、火が入った肉を端へ移せば、焦げを防ぎながら食べるタイミングを調整できます😊

脂の多い肉を強火の中央へ置くと、脂が落ちて大きな炎が上がる可能性があります。

お客様へ火力の違いを説明し、部位ごとに置く場所を案内することも大切です。

テーブルごとに火力差があると、同じ肉でも焼き上がりが変わります。

点検時には、火の出方や加熱状態を確認し、必要に応じて調整します。

炭火を安定させる技術

炭火焼肉では、炭の種類、量、並べ方、着火状態が重要です。

着火が不十分な炭を客席へ出すと、火力が上がるまで時間がかかり、煙やにおいが増えることがあります。

十分に火を起こし、表面が安定してから焼き台へ入れます。

炭を詰めすぎると火力が強くなり、空気の流れも悪くなります。

少なすぎると、焼いている途中で火力が落ちます。

客席の利用時間や注文内容を想定し、必要な量を入れます🪵

追加する炭も、いきなり大量に入れると火力が急に変化します。

食事の状況を見ながら少しずつ補います。

炭を扱うスタッフには、火傷や一酸化炭素などへの安全意識も必要です。

網の材質と状態を管理する

焼き網は、肉へ直接触れる重要な道具です。

網の太さや材質によって、熱の伝わり方や焼き目が変わります。

熱をしっかり蓄える網は、肉の表面へ香ばしい焼き目を付けやすい一方、温度が上がるまで時間がかかる場合があります。

細い網は軽く扱いやすいものの、肉が付きやすかったり、変形しやすかったりすることがあります。

網へ焦げやタレが多く付着すると、肉がくっつき、苦い味や煙の原因になります。

食事中でも、必要に応じて網交換を行います🔄

特に、塩味の肉からタレ味の肉へ移るときや、脂の多いホルモンを焼いた後は、交換すると味が混ざりにくくなります。

網交換を頼みやすい雰囲気をつくることも接客技術です。

炎が上がったときの対応

脂の多い肉を焼くと、落ちた脂へ火が付き、炎が上がることがあります🔥

炎へ肉が直接触れ続けると、表面が黒く焦げ、苦味が出ます。

また、お客様が慌てて肉を落としたり、箸を伸ばして火傷したりする可能性があります。

スタッフは、炎が上がりやすい部位を提供する際に、注意点を伝えます。

肉を端へ移す、網を交換する、火力を調整するなどの対応を案内します。

水や氷を大量にかけると、灰や汚れが舞い上がったり、設備へ悪影響を与えたりする場合があります。

店舗の焼き台に合った消火や火力調整の方法を統一します。

排煙設備で快適性を守る

焼肉屋では、煙とにおいの対策が店舗選びにも影響します。

料理がおいしくても、店内の煙で目が痛くなったり、服へ強いにおいが付いたりすると、再来店をためらう方がいます。

焼き台の近くで煙を吸い込む排煙設備を設けることで、店内への広がりを抑えられます💨

排煙方式には、焼き台の上から吸う方法や、焼き台の近くから下方向へ吸う方法などがあります。

どの方式でも、必要な風量が確保されていなければ、煙を十分に吸えません。

一方、吸引が強すぎると、焼き台の熱まで奪い、火力が安定しにくくなる場合があります。

煙を吸いながら、肉を焼く熱を保つバランスが重要です。

給気を考えなければ排気できない

排煙設備は、店内の空気を外へ出します。

しかし、外へ出した分の空気が店内へ入ってこなければ、十分に排気できません。

入口のドアが開きにくくなったり、厨房の排気が逆流したりする可能性もあります。

そのため、排気だけでなく給気も考えます🌬️

どこから新しい空気を入れ、どの方向へ流すのかを設計します。

給気口の位置が悪いと、お客様へ冷たい風が直接当たり、居心地が悪くなることがあります。

空調設備とのバランスも重要です。

夏や冬に大量の外気を入れると、冷暖房の負担が増えます。

店内の快適性、排煙、エネルギー使用量を総合的に考える必要があります。

ダクト内部の清掃

焼肉屋の排煙ダクトには、煙とともに油分が入り込みます。

長期間清掃しないと、内部へ油汚れが蓄積し、吸引力が低下します。

さらに、油は火災の危険を高める要因にもなります⚠️

目に見える吸込口だけを拭いても、ダクト内部やファンに汚れが残っている場合があります。

定期的に点検し、必要な範囲を清掃します🧹

清掃しやすい構造になっているかも重要です。

点検口がなく、設備を大きく外さなければ内部を確認できない場合、保守費用が高くなります。

店舗設計の段階から、清掃や修理を考えた設備を選ぶことが大切です。

焼き台の清掃と点検

焼き台の内部には、脂、焦げ、肉片、タレなどが落ちます。

汚れを放置すると、煙やにおいが増え、火が付きやすくなります。

営業後に分解できる部品を外し、洗浄します🧽

ガス式では、火が出る部分へ汚れが詰まると、炎の大きさが不均一になります。

点火しにくい、途中で火が消えるなどの異常があれば、使用を続けず点検します。

炭火設備では、灰がたまりすぎると空気の流れが悪くなり、燃焼状態が変わります。

電気式では、加熱部や配線の異常に注意します。

毎日の清掃と定期点検を分けて実施し、安定した焼き環境を保ちます。

テーブル配置と熱への配慮

焼き台からは熱が発生するため、テーブル同士の距離や通路幅も重要です。

席が近すぎると、隣のテーブルの煙や熱が気になる場合があります。

スタッフが熱い網や炭を持って通るため、安全に移動できる通路も必要です🦺

子ども連れのお客様が利用する店では、焼き台へ手が届きにくい工夫や注意案内が求められます。

テーブルの下にガス管やダクトがある場合は、お客様の足や荷物が接触しないようにします。

焼き台だけでなく、客席全体を安全な作業空間として考えることが必要です。

肉に合わせて火力を案内する

肉の種類によって、適した焼き方は異なります。

薄切りのタンは短時間で返し、焼きすぎないようにします。

厚切り肉は表面を焼いた後、弱い場所で中心へゆっくり火を入れる方法があります。

ホルモンは脂が多いため、炎に注意しながら十分に加熱します。

スタッフが部位ごとの焼き方を理解し、提供時に案内します😊

すべてをお客様任せにせず、必要なときに声をかけることで、失敗を減らせます。

ただし、過度に付きっきりになると、落ち着いて食事できない方もいます。

お客様の様子を見ながら、適切な距離で支援します。

排煙とにおいを店外でも管理する

排気口から出る煙やにおいは、近隣住宅や店舗へ影響する場合があります🏠

店内が快適でも、外へ強いにおいを出し続ければ、近隣トラブルにつながる可能性があります。

排気口の位置や向きを考え、必要に応じて油やにおいを抑える設備を設けます。

フィルターは、汚れがたまると効果が低下し、風量も落ちます。

定期的な交換や清掃が欠かせません。

地域で長く営業するためには、店内のお客様だけでなく、周囲への配慮も重要です。

まとめ

焼肉屋のおいしさと快適性は、焼き台、火力、網、排煙設備によって支えられています。

肉の表面を香ばしく焼き、中心の水分を保つには、安定した火力が必要です。

脂による炎や焦げを防ぎながら、部位に合わせた焼き方を案内することも重要です。

排煙設備では、煙を吸う力だけでなく、給気、空調、ダクト清掃、近隣へのにおいまで考えなければなりません。

焼き台は、お客様が料理を完成させる場所です。

誰が焼いてもおいしく、安全に楽しめる環境を整えること。それが、焼肉屋業における火力と設備の技術なのです🔥💨🥩